吐きたいほど愛してる。

作者:新堂冬樹|新潮社
心の病んだ連中がやりたい放題の振る舞いを見せる短編集。
蛆虫やゴキブリを食べ、散らかり放題の部屋に漂う悪臭。
徹底した自己中心主義。理解不能なブチ切れ方。
胸が悪くなるような作品だった。
他の作家なら嫌悪感しか残らないのだろうけど、
この人が書くとコミカルになるから不思議だ。
面白い作品だが、人には絶対勧めることができない。

吐きたいほど愛してる。

吐きたいほど愛してる。