北天蒼星

作者:伊東潤|角川文庫
文庫本裏書
関東の覇者・北条氏康の七男に生まれ、幼少期を箱根権現で過ごした三郎は、越相同盟の証として上杉謙信の養子となる。
謙信から初名「景虎」を受け継ぎ、越後、相模・甲州の平和という理想を抱くが、覇権を争う三国間での同盟関係がめまぐるしく変転するにつれ、上杉景勝との家督相続争いにも巻き込まれてゆく。
悪と欲に満ちた世に義の旗を立てるべく、己の理想を貫き、乱世を駆け抜けた若き武将の生涯を描く、本格歴史小説!


理想主義者だが、策謀は得意でなく、滅びるべくして滅んだ青年の生涯。
主人公に魅力がなく、敵役の上杉景勝直江兼続が悪辣に描かれている。
そんなに面白くない内容。