本日は、お日柄もよく

作者：原田マハ｜徳間文庫
文庫本裏書
OLの二ノ宮こと葉は、想いをよせていた幼なじみの厚志の結婚式に再秋の気分で出席していた。
ところがその結婚式で涙が溢れるほど感動する衝撃的なスピーチに出会う。
それは伝説のスピーチライター久遠久美の祝辞だった。
空気を一遍させる言葉に魅せられてしまったこと葉はすぐに弟子入り。
久美の教えを受け、「政権交代」を叫ぶ野党のスピーチライターに抜擢された！
目頭が熱くなるお仕事小説。

気の利いたスピーチだけでも面白いのだが、ストーリーにもひねりがある。
最近の女性作家の中では、一番勢いがあるように思う。

本日は、お日柄もよく (徳間文庫)