冤罪

作者:小杉健治|集英社文庫
文庫本裏書
河川敷の車から、男の死体が発見される。
練炭自殺かと思われたが、不審な点があり、男と関係のあった銀座ホステスの美奈子に容疑がかかる。
弁護人の鶴見が調査を開始すると、彼女の周りで数名の男が死んでいることが判明した。
疑惑を持つ鶴見だったが、ある団体と美奈子のつながりが浮かび・・・
悪女か、聖女か?
魔性に翻弄されながらも真実を求めて闘う弁護士。



鶴見弁護士シリーズの2作目なのかな。
人を死に追いやる悪女と思われた女性の裏に潜む人権団体。
死を望む人々に希望通り死なせてやることが問題かを取り上げた作品。
死に対する幇助は置いておいて、ストーリーは面白かった。


冤罪 (集英社文庫)

冤罪 (集英社文庫)