きみに銃は似合わない

作者：永瀬隼介｜徳間文庫
菊村は元刑事で、巣鴨でバーを営んでいる。
雇った中国美女の小梅華と恋人気分でいたら、有り金を持ち逃げされてしまう。
あきらめきれない菊村は、彼女の生まれ故郷に行く。
だが、現地の公安警察に殺されそうになり、彼女の行方は分からないまま帰国。
日常に戻った菊村のもとに、命のやり取りをした公安刑事の楊が現れる。
小梅華の居場所を教えるから、仕事を手伝ってくれという。
新宿で監禁されている彼女を取り戻し、麻布署にある裏金を強奪する。
日本のヤクザと警察に目をつけられるが、楊の活躍は止まらない。

途中から楊が主人公のような活躍をするが、面白い作品だった。

きみに銃は似合わない (徳間文庫)