雨の向こう側

作者:高田侑|ハヤカワ文庫
29歳の美尋は小学生の娘を持つシングルマザー。
高校生の時に教師と恋に落ち、仲を引き裂かれ、子供を産んだ。
メッキ工場で働いているが、次期社長にプロポーズされる。
同じ工場には、知的障碍者と仲のいいワーキングプアも働いていた。
幸せをつかもうとしていた美尋の前に、かつての恋の相手が現れる。
東北の震災を経験し、すっかり暗くなっていた。
結婚の話が進むが、職場の知的障碍者が殺され、かつての恋人に疑いがかかる。


タイトルにあったミステリで、雰囲気があり、面白かった。



ここのところ仕事に追われ、ここの記述も滞りがち。
この本は1月に読んだ。記録をして備忘録にするのが目的なので、ペースを取り戻そう。


雨の向こう側 (ハヤカワ文庫JA)

雨の向こう側 (ハヤカワ文庫JA)