この命、義に捧ぐ

作者:門田隆将|角川文庫
北満の司令官だった根本中将が、戦後、台湾に渡り、国民党の独立に協力する話。
そんな話、聞いたことないぞと思いつつ読んだが、戦闘シーンはそこそこ。
ただ、台湾でもその存在はほとんど知られていない。
作者は根本の存在を記憶する台湾人を探し、証言を収集する。
歴史を掘り起こす話だが、そんなに面白くなかった。