D1 警視庁暗殺部

作者:矢月秀作|祥伝社文庫
法で裁けない悪人を、秘密裡に処分するD1(暗殺部)。
リーダーは、元警官の周藤。射撃の腕はオリンピック級だった。
彼は、強姦され自殺した妹の復讐のため、加害者の高校生3人を射殺した過去を持つ。
人知れず、巨悪を葬るために、超法規措置でD1のリーダーとなった。
相棒は、剣術を極めながらも、ヤクザの用心棒になっていた神馬。
他のメンバーは、戦地活動で病んでしまった元自衛官
嵌められた元探偵。ライバルに顔を傷つけられたホステス。ITに強い元レディス。


周藤のチームは、パンデミックで人体実験を行っている疑いのある施設に忍び込む。
そこで、許認可事業に絡む政治家と、元官僚の癒着に気付き、粛正に乗り出す。


ノンストップで読めるから、ストーリー作りは上手いと思う。
ただ、感動は少ない。漫画を見る感覚で、読む作品。
暇つぶしにはなる。続編が出たら、読もうと思う。



D1 警視庁暗殺部 (祥伝社文庫)

D1 警視庁暗殺部 (祥伝社文庫)