いびつな絆 関東連合の真実

作者:工藤明男|宝島社
六本木の襲撃事件で主犯と目される見立容疑者の近くにいた人物の告白。
彼は昭和53年から昭和58年に生まれた6世代だけを関東連合だと定義づけている。
関東連合は校区により、所属する組織が予め決められていた。
世代の断絶と、53年組の台頭で、杉並と世田谷の不良は渋谷を目指す。
ニグロパーマか坊主頭という時代錯誤のファッションで、チーマーを駆逐する。
彼らはKというOBに会い、影響を受け、それぞれの道を歩み始める。
芸能人や経済界に食い込み、ヤクザと一線を画し、頭角を現していく。



まあ、こんな存在も人の多い東京ではあるのかなと思っていた。
本書ではアルファベットになっているが、関東連合ぐぐると、関連人物が分かる。
関東連合



松島クロスという男のやり方は、あかんやろ。
男同士で69させられた奴は、こいつに復讐するべきだな。


IQ145か知らんが、見立という首謀者の実像は本間かな?
筆者のペンネーム自体、関東連合が敵と認定した木村の虚像という説もある。



おれおれ詐欺とか、電動のこぎりで、生きたまま首を切り落としたのも仲間だろ?
今は正業に就いているという筆者には共感しない。


いびつな絆 関東連合の真実

いびつな絆 関東連合の真実