助けてと言えない 孤立する三十代

NHKクローズアップ現代取材班｜文春文庫
派遣切りで孤独死した39歳の男性。「たすけて」というメモを残していた。
就職氷河期にあえいだ30代が、正社員になれず、さらに転落していくケースを取材している。
ホームレスになり、炊き出しに集まるが、セイフティネットに頼りきりではない。
むしろ、世話になることを恥と感じている。
ここで取り上げられた人は、親と断絶しているのがポイント。
また、九州の取材班の調査なので、地元が中心になっている。
極端なケースだと思いたいが、地方ではこんな人が増えているのか？
東京や大阪に出てくればいいと思うが、先立つものもなければ、頼る人もないとどうしようもないな。
携帯だけは持っているらしいから、ツイッターで助けを求めるとかできないのかな。

いま30代に何が 助けてと言えない