初心者がプログラムの書き方を覚えるために

イチからプログラムを書くのは、初心者には非常にハードルが高い。
誰かの指導を受けることが出来ればいいが、ほとんどの人は独学で覚えている。
でも、なかなか一人でマスターするのが難しい。
PHPにしても、JavaScriptにしてもマニュアルはたくさんある。
マニュアルに書かれていることを暗記しようとすると、まず覚えることはできない。
ソースコードを実際に書くことが、修得の近道になる。
ただ、やみくもにソースコードを書いてもマスターできない。
何を書いているのか、理解していないとダメだ。
書籍を読んでマスターするためには、筆者がソースコードの注釈として書いてあるコメントが重要。
ソースコードより、そのコメントで、今何を記述しているか理解するのがいい。


そこで多くの人が躓くのが変数という存在。
変数は多くの場合、いきなり宣言されて、=で結ばれる。
プログラムは書いてある順番に流れて行く。(上から下に)
変数は、その中で今の状態を格納するためのモノだ。
よって、=は「等しい」のではなく、変数の右にある上に書かれた状態を代入している。
変数はその時の状態を格納していて、次の記述で変化すれば、新たな変数をつくる必要がある。
「状態が変わりますよ」というときに変数に代入している。
これは、正しい覚え方ではないのだろうけど、とりあえず、たぶん、そうなのだろうと思っておく。


それと、状態を変化させる記述をした後は、その状態が反映されたかどうかプログラムを実行する記述を書く。
そこで上手くいけば、実行するための記述は消すのではなく、コメントアウトしておく。
長い記述のプログラムでは、要件の変化などのデバッグに対応できる。


1.何を書いたのか理解するために、コメントはこまめに書く。
  (引き継ぎにも対応できる)
2.変数は状態を格納し、次の変化に渡すモノだと勝手に理解する。
  (変数が次の新たな変数に代入されたら、別モノだと考える)
3.たとえ100行程度でも、プログラムを初心者が最後まで書くのは無理。
  (変数が次の変数に渡された時点で、その変数(結果)が渡っているか状態を確認する)


自分はこんな感じでPHPJavaScriptに取り組んだ。
プログラムは、簡単でも予期せぬエラーに対応しないといけないから、開発には十分な時間が必要だ。
ロジックを考え、紙に書いて始めるのがいいと思う。