ごくろうさん

お茶の水サラファンというロシア料理屋がある。
ここのボルシチスープはおいしい。このスープだけでも味わう値打ちはある。
でも、メインの料理はそれほどでもなく、座席が狭いのが難点だ。
最初にボルシチスープが出てくるのだが、食べ方の説明をする。
サワークリームを溶かして、お召し上がりください。パンを浸してもおいしいですよ。」
いつ行っても、誰が来ても、同じセリフで対応している。
毎日毎日、同じセリフを言っていて、頭がおかしくならないのだろうか?
今週、西神田に「鉄火炉火」という店がオープンしたので、さっそく行ってみた。
店は意外におしゃれな感じで、驚いたのは女性店員の衣装。
へそ出しのミニ。セクシーパブというには半端だが、このおとなしい場所ではぎょっとした。
なぜ、女性にこんな格好をさせているのか、意図がわからない。
味はまあまあで、値段は安かった。だが、土曜日で客はガラガラ。
店を出る時に男性店員から、「ご近所の方ですか」と声をかけられた。
そうだと答えると、不安そうにこのあたりの土曜日の状況を尋ねられた。
夜は人はいないと答えると、ショボンとしていた。頑張ってほしいな。