不可解な精神構造

ここのところ起きた殺人事件で、犯人の動機や行動が不可解なものがある。
1つは大阪のひき逃げ死亡事件。被害者を3キロにもわたって引きずった。
車で人をすりおろして殺害したのに、逃げもせず、ラーメン屋で逮捕。
重大なことをしでかしたという自覚がないのか、捕まらないとでも思っていたのか?
ふてぶてしい顔で実況見分に臨む姿を見たが、この男は自分のしたことをどう思っているのだろう。
もう一つは厚労省の次官殺害で、出頭してきた犯人。中村ノリみたいな顔の男だ。
報道されている動機はあまりにも不自然だし、生活にも謎が多いように思う。
小さい頃犬を処分されたという不自然な動機は、誰も額面通りに受け取らないだろう。
替え玉説も出て、今どきラーメン屋でしか聞かないような言葉だけど、真犯人が別にいると思わせる。
でも、何となくこの犯人で幕引きになるような気もして、今からすでに後味の悪さが漂っている。
いずれにしても、拘束されている大阪と東京のこの二人の精神構造が理解できない。