難波の個室ビデオ屋で15人焼死

自らに絶望した男の放火による事件で、15人が死んだ。
犯人は生き残り、逮捕され、犯人の友人は重症を負って入院した。
死ぬのなら、誰にも迷惑をかけずに自分一人で勝手に死ぬべきだ。
それにしても被害者の氏名が誰一人出てこないのは、異様な感じがする。
それだけ、後ろ暗い場所というイメージがあるからだろう。
ただ、料金形態を見ると宿泊施設の代用スペースとして利用されていることがわかる。
それでも多くの人は、被害者が自慰をしながら死んだという印象を持っている。
数年前の歌舞伎町の火事で亡くなった人たちは、名前の報道があったように思う。
セクキャバで働いていた女性従業員も客の男性も写真と名前が出ていたような記憶がある。
今回の場合、個人情報の保護が強化された影響もあるだろう。
セクキャバで焼死するより、個室ビデオ屋でシコシコしながら死亡する方が憚られるのだな。
数千円の金をケチり、カプセルホテルの代用品として利用した被害者もいたはずだ。
そういう人も、センズリ部屋で死亡したと思われているだろう。
名前が出ないということが、周りの雰囲気を雄弁に証明している。