モビィ・ドール
- あらすじ
東京から200キロ南に位置する厳倉島は、イルカの棲息する観光スポットだった。
この島で、イルカの行動を研究する比嘉涼子は、シャチの姿を確認し、警戒する。
新たに雇用したダイバーの葛西は、女性スタッフをたらしこみ、頭痛の種になっていた。
紛れ込んだシャチはイルカを攻撃し始め、涼子は対応を迫られることになる。
島民はシャチの駆除を主張するが、国際的にシャチを殺すことは禁じられていた。
涼子が島を離れている間に、島民たちはイルカを攻撃するシャチを捕獲してしまう。
涼子はシャチを助けるため、葛西とともに真夜中の海に乗り出す。
- 感想
あまり期待をしないで読んだが、なかなか面白かった。
ただ、イルカやシャチの行動より、涼子と葛西の恋愛関係に比重がかかっている。
恋愛小説としては中途半端だけど、悪くはない。
- 作者: 熊谷達也
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2008/06/26
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 1回
- この商品を含むブログ (1件) を見る