知られざる日本の特権階級

別冊宝島
これは興味深い本だった。政界・官僚・財界・メディアと特権階級と目される人達を紹介している。
政界はやはり世襲が続くほど、サラブレッドとして扱われる。
安倍や鳩山をはじめ、現総理の福田、麻生の家系図が紹介されている。
官僚はやはり学閥と出身省庁で決まり、財界は外資系の金融機関出身の若手のエリートを取り上げている。
テレビ局の平均給与や、女子アナの結婚相手の表も面白い。
政治家の子供に生まれれば、その時点で特権階級に入ったのも同然。
一般庶民は必死で勉強して、名門大学に入り、官僚か外資、メディアの一員になるのが特権階級への道となる。
ここで紹介されているのは、誰でも知っている人たちなので、面白いが刺激は少ない。
地方限定の名家とか取り上げたら、タブー満載で、もっと面白いと思う。あと、電通のコネ社員も。
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