地方格差

自民党の総裁選に出馬している二人は、地方に対する立場は一致しているようだ。
地方の切捨ては良くない。これは田舎に対する甘やかしではないかと思っていた。
でも、東京で生活してみて、何でこんなに人が多いねんと感じることばかりだ。
明らかに東京は人が多すぎる。自分のように無理矢理東京に連れてこられた人も多いだろう。
政策の不味さだけでなく、企業が人を東京に集めた無策ぶりも責められてもいいはずだ。
地方に金をばらまく前に、人を戻すことを前提とした政策を考えるべきだ。
企業は東京に人を集中させず、分散させてもやっていける体制をつくるべきだ。
少なくとも自分のやっている仕事は、大阪にいても十分できる内容だ。
それでも、組織は居住費の大半を負担してくれる。居心地がいいから、自分から声は挙げない。
いびつな状況は変えたほうがいい。
それは、どうしようもないほど寂れた田舎に道路を作るような、政府の焼け石に水の政策ではない。
人を大阪や福岡や仙台や札幌などの地方都市に人を戻すことで、状況は少し変わると思っている。
そのためには大企業をはじめとする法人の今後の取組みが必要だな。