大衆啓蒙マガジン「スレッド」

出版社:普遊社
初めて見た雑誌だが、「だから大阪は嫌われる〜嫌阪流〜」という挑発的な特集に惹かれて購入した。
創刊2号ということで、特集のトップは「関西ってどんなところ?」というQ&A。
パスポートが必要か、とか言葉が通じるのかとか、治安が心配なのだけどいう、思いっきりハズした内容。
その後は「関西のタウンガイド」という内容で、西成や鶴橋を取り上げているが、大阪をあまり知らない人が書いているのがすぐわかる。
「ダークサイド関西」は、同和や在日朝鮮人日教組を叩く記事で、これも既知の内容。
「関西ワールドマップ」は、凶悪犯罪の起きた場所を地図にマークしているが、正確な場所ではない。
「コア関西人の妄言・暴言メッタ切り」は、書いている記者が関西のことが嫌いで仕方がないことがよくわかる。
関西人からイジメにでもあったのかな?こんなコテコテな関西人は吉本にもおれへんで。
これ、関西でも売るのだとすれば、もう少し勉強して、きちんと取材をしてから雑誌にして欲しいものだ。
関西を攻撃するのなら、もっと過激な内容を取り上げて欲しかった。
あまり場所を特定できることは書けないけど、西成はそこではない。もう少し○側だ。
高槻は在日より同和を取り上げるべきだし、在日を取り上げたいのなら、大阪市のあそこだろう。
関西のダークサイドを生々しく記事にするのであれば、○○党は醜悪な形で浮上してくる。
景観を損なっている○川の書割のような、(これ以上はマズイ)
この雑誌で書かれていることは嘘ではないが、内容に深さはないし、構成力は中学生の壁新聞並だ。
サイゾーのテイストに似ているが、あまりにも薄っぺらで、足元にも及ばない。
すぐに廃刊になりそうという意味では、貴重な雑誌なのかもしれない。
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