東京に住んで、よかったこと

東京に移り住んで、そろそろ4年になる。
人が多いということはイメージ通りだった。
生活を送るうえで、ストレスを溜めたくなかった。
だから千代田区に住んだのは正解だったと思う。満員電車にだけは乗りたくなかったから。
でも、一番よかったと思うのは、本を読んでいる時だ。
東京を舞台にした小説の位置関係が、よく理解できるようになったことだ。
江戸時代でも現代でも、そこの場所や位置を思い描くことができる。
これは大阪に住んでいたら、わからないことだったな。
ただ、生活空間が狭いので、東は深川、南は品川、西は新宿、北は神楽坂まで。
ここから離れると、さっぱりわからなくなるが、小説を読む上ではあまり困ることはない。
したがって、東京の郊外も、神奈川とか埼玉、千葉は未だに未知の領域だ。
もう少し、行動範囲を広げようと思うのだけど。