2005-09-16 なかよし小鳩組 本 作者:荻原浩|集英社文庫 デヴュー作「オロロ畑でつかまえて」の続編。 主人公の杉山はバツイチで、倒産寸前のユニバーサル広告社に勤めている。 いつも自転車操業の会社に、大きな仕事が舞い込んできた。 だが、それはヤクザの組のイメージアップという仕事だった。 「誘拐ラプソディ」もそうだったが、ヤクザをギャグで描くのが上手い。 会話も笑えるし、テンポも良いが、スリルが少し足りないと思うのは贅沢か? 他の作品も全部読もうと思う。