DEMON

DEMONは80年代からアルバムを発表しているイギリスのB級メタルバンド。
たぶん、日本国内に100人もファンはいないと思うが、自分は好きだ。
デビュー当時はボーカルが腐乱死体のパフォーマンスで歌っていたらしい。
1作目「Night of the demon(魔夜)」、
2作目「招かれざる客」はそんな格好とかなりギャップのあるハードポップ。
わかりやすく、いいメロディだったけど、ビジュアル面で損をしたと思う。
一般的にはこのバンドの評価はこの2作で終わっている。
でも自分が本当に気に入ったのは3作目の「the Plague(悪魔主義)」。
キーボードが前面に出て、曲が長いので、プログレっぽく感じるが、
これが一番のお気に入り。退屈な曲もあるが、最高の3曲がある。
1曲目の「the Plague」、6曲目の「The writing's on the wall」、
アルバムの最後を飾る「A step too far」
ちょっと全盛期のエイジアを感じさせるギターだが、メロディが唯一無比。
特に最後の曲のギターソロはいい。技巧はないが単純にメロディがいい。
その後は国内盤の発売がなく、気づいたときに買っているが、
「Breakout」と「Taking the world by storm」には少しだけいい曲があった。
後はイマイチ。最近出た「Better the devil〜」は全然ダメだ。
それでも買ってしまうのはあの3曲を、また求めているからだろうな。
がんばれ!デイヴ・ヒル

The Plague

The Plague