ゲームの名は誘拐

作者:東野圭吾光文社文庫
敏腕広告プランナーの佐久間は仕事も私生活も思い通りに進めていた。
だが大手クライアントから突然、新規プロジェクトから下ろされることになる。
相手の副社長から、自信を砕かれる言葉を浴びせられ、屈辱感を味わう。
副社長の娘と偶然出会った佐久間は、狂言誘拐を思いつく。
「この世はゲームさ。状況に応じてどれだけ適切な仮面をかぶれるかという」
共に自分はゲームの達人だと思い込む佐久間と副社長。
佐久間は副社長から3億円を騙し取るが、人質を返すところから事態が急転。
相変わらず安定した作品だが、この人にしてはあまり面白いとは思わなかった。

ゲームの名は誘拐 (光文社文庫)

ゲームの名は誘拐 (光文社文庫)