怒髪天

先日購入した怒髪天の「桜吹雪と男呼唄」はメッチャいい。
70年代のヤクザ映画風のジャケットを見て衝動買いが大当たり。
オーソドックスなロックだが、メロディ、歌詞、演奏が気持ち良い。
特にギターにセンスを感じた。カッコイイおっさんロックだ。
1曲目の「男は胸に・・・」からノリがいいし、ギターソロも格好良い。
2曲目以降もノリのいいロックが続く。甘い恋愛の曲はなく、
生きていくためにもがいている男をテーマにしているように思った。
「今日の事すら出来ない男に どうして明日が見えてこようか」
「人は皆 振り返る愚かさゆえ いつまでも癒えない傷を負うのだろう」
「胸を焦がすような 熱い想い全部 捨てて暮らすのが マトモな人生か?」
シリアスで説教臭い詩だが、コミカルな演奏でさらっと聴ける。
「唐獅子牡丹」のリメイクもアレンジがよく、笑えた。
こんな世界を築くのは若い人のバンドでは無理だな。
7曲で構成されるミニアルバムだが、もっと聴きたくなる。

桜吹雪と男呼唄

桜吹雪と男呼唄

がんばれ!おっさんバンド。