呼人

作者:野沢尚講談社文庫
12歳で成長が止まってしまった少年。彼は永遠を生きることになるのか?
親も友達も年をとっていくのに、自分だけが12歳のまま。
周りの人間は彼に対して、やさしくて温かい。
作中では25年が経過するが、彼の友人たちの過酷な運命の描写が劇的で、
とても面白かった。
それにしても、生きることの大切さをここでは書いているのに、
作者はどうして自殺なんかしたのだろう?

呼人 (講談社文庫)

呼人 (講談社文庫)