2004-11-20 新堂冬樹 本 「背広の下の衝動」を読んだ。お気に入りの作家の一人だ。 今回は初の短編。相変わらず情けない男を書くのが上手い。 サザエさんのパロディもあったのは意外だったが、 すぐにそれとわかってしまったのが残念。 最近、恋愛モノを書いたりしているが、「無限地獄」のころのような テイストを期待している。 「鬼子」「カリスマ」、最近では「3億を護れ」のような、 情けない小心者の男が、修羅場に巻き込まれるシチュエーションを もっと読みたいと思う。