2005-11-06から1日間の記事一覧

名をこそ惜しめ

作者:津本陽|文藝春秋 副題は「硫黄島 魂の記録」で、この歴史小説作家には珍しい戦記モノ。 日本軍が玉砕した島で、生き残った何人かの将兵の視点から描かれている。 硫黄島は太平洋戦争のなかでも、米軍の死傷者が日本軍を上回った激戦地だ。 米軍が上陸…