ゼロの迎撃

作者:安生正|宝島社文庫
文庫本裏書
活発化した梅雨前線の影響で大雨が続く東京を、突如謎のテロ組織が攻撃する。
自衛隊総合情報部所属の情報官・真下は、テロ組織を率いている人物の居場所を突き止めるべく奔走するが……。
核が持ち込まれたという情報にかき回される自衛隊総合情報部。
朝鮮人民軍中国人民解放軍に翻弄される日本政府。
東京を舞台に、死闘が始まった――。


日本でテロが起きるとしたら、こういうケースになるかもしれないと考えさせられる作品。
リアリティがあり、ストーリーもよくできている。
もう少し人物描写に深みがあれば傑作になったと思う。


ゼロの迎撃 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

ゼロの迎撃 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)