本日は大安なり

作者:辻村深月|角川文庫
結婚式場に勤めるプランナーの多香子は、担当となったカップルに嫌悪感を持っていた。
相手の女性が、多香子のフィアンセを寝取った過去があったからだ。
でも、仕事と割り切り、仕事を進めていく。
この式場では、他にも3件の式が予定されていた。
双子の美人姉妹の結婚式では、姉妹が結婚相手を試そうと企んでいた。
叔母の結婚相手が詐欺師ではないかと思う甥。
詐欺が発覚する前に結婚を無効にしたいと考えている既婚者の男。
4者の視点でストーリーは進み、クライマックスで事件は起きる。


サスペンス仕立てだが、ふんわりしている。
面白いが、刺激が足りない。悪くないのだけど、自分には合わないな。