傭兵代理店

作者:渡辺裕之祥伝社文庫
冤罪を着せられ、刑事を辞め、10年以上、傭兵として生きてきた藤堂。
刑事を追われるきっかけとなった一家皆殺し事件は、時効を迎えていた。
藤堂は日本にある傭兵代理店に訪れ、かつての事件現場に足を向ける。
そこに刺客が現れ、藤堂を襲うが、謎の美女に救われる。
藤堂は自分を陥れた勢力の糸口をつかみ、単独で調査に乗り出す。
街のチンピラやヤクザの集団に襲われるが、卓抜した身体能力でかわしていく。
藤堂は大物政治家の陰謀をつかみ、傭兵仲間を呼び寄せる。


再読するほどではないが、これはなかなか面白い。
時間つぶしには最適のエンターテインメントで、シリーズ化されている。
この作品を読んだ後、8作目まで読んだ。
いつの間にか、国際謀略に立ち向かう作品に変貌しているが、気楽に読める。

傭兵代理店 (祥伝社文庫)

傭兵代理店 (祥伝社文庫)