朝三暮四

鳩山総理が朝令暮改のことを朝三暮四と間違えて発言したとのこと。
朝令暮改は言うことがころころ変わるという意味で把握していた。
で、朝三暮四は実は意味がわからなかったりする。
元々は中国の故事で、飼い主の老人とペットのサルトの会話がモチーフになっている。
ペットのサルに餌のドングリを「朝に3つ、夕方に4つやる」というとサルが「少ない」と怒る。
で、「朝に4つ、夕方に3つにする」というとサルはよろこんで承知した。
結果は同じなのに表面的な利害にとらわれる、あるいはそのようにだますことらしい。
イマイチ意味が伝わりにくい成語だが、朝令暮改とはまったく意味が異なる。
麻生総理もそうだが、こういう言葉の言い間違いやとり違いは偉くなるほど恥ずかしい。
2ちゃんではキバヤシのAAが、「重要なことは、過去にはサルが人間の言葉を理解していたのだ」と出ていた。