引っ越しをすることにした

今の家に住んで7年目で、職場からの家賃補助が今年度中に切れる。
自腹で今の家の家賃を払うのは、無理ではないが、少し生活が苦しくなる。
なので、昨年から引っ越しをすることを決めていた。
引き続き千代田区で住もうと考えていたが、東京の町を歩くことで考えが変わった。
当初は赤坂、六本木、麻布、白金の港区エリアが次の居住地の本命だった。
このあたりは昨年から何度も何度も歩いた。値は張るが、良い物件も見つかった。
だが、今の職場への通勤は少し不便になる。自転車で通勤は可能だが、雨の日は無理。
白金・麻布なんて、本当に住みたいと思っていたのだが、残念。
電車通勤は極力したくないので、職場と現在の自宅から、半径2キロ圏内で探してみることにした。
今年に入ってから、今まで以上に千代田区内と文京区の南部、新宿区の東部を歩き回った。
おかげで、路地裏みたいな私道に至るまで、かなり詳しくなったし、散歩が趣味になった。
5月の上旬に曙橋でかなり割安な物件をネットで見つけたが、問い合わせたところ、すでに申込済みだった。
これが、最初のきっかけとなった。
このあたりは、結構物件があるので、実際に現地に行って探してみることにした。
近辺の不動産屋に飛び込みで入ったり、入居者募集の張り紙に電話を問い合わせもした。
最初は曙橋で考えていたが、交通手段が新宿線一本しかないのが、少し不満だった。
で、徐々に四谷と四谷三丁目あたりに移動して、物件を探すようになった。
もう、この時点で、ネットには頼らず、現地を歩き回るというパターンになった。
段々と愛着を感じ、四谷に住みたいと思うようになった。で、先週末に次の転居先を決めた。
今週末には契約をし、来月中旬以降に引っ越しすることが決まった。
自分のように住みたいエリアがピンポイントであるのなら、ネットより現地で足で探す方が納得できると思う。
活動当初は、ネットに頼っていたので、屑のような不動産屋と不毛な面会をすることも多かったし。
実際に四谷に住もうと決めてからは、そんなに無駄な時間もやり取りも少なかった。