白いお別れ

作者:松久淳+田中渉|幻冬舎文庫
保険金殺人の容疑者である母親をがんで失った中学生の志保。
母の容疑を固めるために頻繁に訪れる寺崎と埴生の刑事二人。
寺崎は志保の母は無実だと考えていたが、埴生は母の犯罪だと決めつけていた。
そんな中、インターポールの刑事の一瀬が、寺崎の前に現れる。
国際的なテロリストが、志保の母と何らかの関わりを持っていたらしい。
テロリストは外国人を名乗っていたが、水川という日本人で、一瀬の幼馴染だった。
水川はテロ組織のナンバー2だったが、組織を離脱し、追われる身となっていた。
志保に迫る危機を救うために、危険を顧みず、水川は姿を現す。
登場人物は悪くないのだが、これは、平凡なサスペンスだった。駄作。

白いお別れ (幻冬舎文庫)

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