不景気な話

最近の報道を見ていると、派遣労働者の悲惨な話題が多い。
定額給付金なんて無しにして、彼らに回してあげたらいい。
正規雇用の人たちは、そんな境遇になった本人にも問題があるだろう。
でも、低賃金の彼らを使うことによって、潤った大企業も多いはずだ。
安く使い倒して、景気が悪くなると、真っ先に切り捨てる。
彼らのことを人ではなく、単価の安い労働力としてしか見てないのだと思う。
安い労働力を大企業に提供して、ピンはねしている人材派遣業にも責任はある。
それにしても、この半年で急激に景気が悪くなったようだ。
自分の周りでは実感することはまだないけど、そのうちに回ってくるのだろうな。
考えてみたら、バブル崩壊後に就職した自分は、社会人になってから、明るい未来は想像できないでいる。