2006-06-23 百万の手 本 作者:畠中恵|創元推理文庫 目の前で親友を焼死させてしまった夏貴の手元に、彼の携帯電話が残される。 その後、携帯電話から焼死した親友が話しかけ、自分は殺されたと告げる。 過保護な母親と、新しく父になる東に邪魔されながら、 夏貴は携帯電話に存在する友人と事件を調べていく。 携帯電話の中に残された友人とのコミュニケーション。 嫌な男だと思われる東が、実は無茶苦茶いい奴だったこと。 魅力的な話になると期待させてくれたが、話を広げすぎ。 結果、くだらない小説になったと思う。