2005-09-14 死人を恋う 本 作者:大石圭|光文社文庫 珍しく角川ホラー文庫以外から出版された、文庫書き下ろし作品。 両親が亡くなり、自殺を決意したニートの男は、偶然集団自殺の場に出くわす。 ワゴン車の中に練炭をくべ、自殺した集団の中の女子高生の死体に目を引かれる。 自殺を中止したニートは、女子高生の死体を自宅にお持ち帰りする。 死体を陵辱することで、生きる希望を取り戻す変態ニート。 次の死体を求めるが、殺人を犯す勇気も無く、自殺サイトに参加者を募るニート。 グロテスクな描写もあまりなく、さらっと軽く読めてしまった。 屍姦という禁断のテーマなのにこれでいいのか?それなりに面白かったけど。