野球の国

作者:奥田英朗光文社文庫
沖縄、四国、台湾など、作者が一人で野球を見るために旅をするエッセイ。
お気に入りの作家が自分の感性に似ていることに驚いた。
自分も出張で一人で色んな地方に行ったが、旅先での行動パターンが似ている。
ストレスに弱いのに空元気を出す。その無理に最近気づいている。
都会に住んでいるのに「空いている場所」を求めている。
違いは書いている人とそれを読んでいる自分くらいだが、立場は大きく違う。
感性の近いものは当然、面白く感じる。