2005-02-07 煙か土か食い物 本 作者:舞城王太郎|講談社文庫 ギッチリと紙面に詰まった独特の文体。最初は読むのを止めようと思った。 でも、読み辛くはなく、リズム感があり、破壊力に満ちた独自の世界観があった。 特に面白かったのは丸雄と二郎の親子の確執とその暴力的な描写。 ストーリーがイマイチ面白くなかったのが残念だが、この1冊で見限るのは早いか。 作者のデビュー作品で、第19回メフィスト賞受賞作。煙か土か食い物 (講談社文庫)作者: 舞城王太郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/12/14メディア: 文庫購入: 23人 クリック: 194回この商品を含むブログ (338件) を見る