2005-01-16 曼荼羅道 本 作者:坂東真砂子|集英社文庫 戦時中マラヤに渡った富山の薬売りと現地の女サヤ。 リストラされ、故郷富山に戻った孫夫婦。 2組の男女の関わりを描いた作品。柴田錬三郎賞受賞作。 相変わらず濃厚な性の描写と立山の麓の曼荼羅道で展開される、 幻想的な話が面白かった。 ただ、この作者の得意な男女の悲劇性は少し薄かったように思う。 自分は「山姥」と「桃色浄土」が気に入っている。曼荼羅道 (集英社文庫)作者: 坂東眞砂子出版社/メーカー: 集英社発売日: 2004/12/16メディア: 文庫この商品を含むブログ (4件) を見る