咳は少しずつマシになり、仕事も忙しくなってきた。 疲れて、家に戻り、サッカーの東アジアカップを見た。 テレビをつけた途端に失点。立て続けに2点目を取られた。何をやっているのか。 その後、同点に追いついたが、日本の選手のだらだらとした球回しにイ…

どこの組織に行っても、だらだらと長時間働く人がいるものだ。 新しい職場にはそういう人が多い。徹夜作業を自慢したりする。 自身の労働に対する単価とか考えたりしないのだろうか？ 自分の仕事が終わらないのなら仕方が無いが、ダラダラしている時間が目立…

作者：真保裕一｜新潮文庫 懸命に息子を看病し、先に逝く無念さのにじみ出た母の遺書から物語が始まる。 31歳の相馬克己は交通事故のため、8年間入院しているが、以前の記憶はない。 脳死状態から意識を取り戻し、新しい人生を歩み始めたが、小学生程度の知…