悔いてのち

作者:永瀬隼介|光文社
単行本オビ
あの日、妻に電話一本、メール一本入れていたらと悔やまれてならない男。
父親を亡くした少年は、いつもとは様子の違った父親になぜもうひと言声を掛けられなかったのかと悔やまれる。
大志を抱きながらも日々の繁忙に流されてしまった悔いが残る男。
悔いは男たちをどのように変えていったのか。この三人が出逢う……。


妻の死と共に警察を辞めた小津はパチンコ屋で働いていた。
SPで付き合いのあった政治家に呼ばれ、息子を探してほしいと頼まれる。
息子は大手広告代理店を辞めたあと、闇の勢力と付き合いがあるようだった。


面白いが、この作家にしては刺激が足りない。


悔いてのち

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