幸村

作者:嶋津義忠|PHP文芸文庫
文庫本裏書
「己という樹に花を咲かせる道」を選んだ真田幸村は、父・昌幸と練り上げた必殺の陣形を胸に秘めていた。
来るべき戦いに向け、長宗我部盛親塙団右衛門明石全登らを味方に引き入れる幸村。
さらに希代の忍者・猿飛佐助、真田忍び衆を束ねる霧隠才蔵、怪力の海野小平太、幸村の影武者を務める禰津小六、弁舌に長けた望月善太夫に加え、関ヶ原で死んだはずの島左近も…
彼らを従えた幸村“最後の戦い”の幕が上がる!


九度山に幽閉中の真田幸村が、忍びを全国に飛ばし、長宗我部、明石らを仲間にしていく。
家康は幸村を恐れ、刺客を送る。全能感のある幸村にファンには良い展開かもしれない。
それなりに盛り上がるけど少し幼稚な感じだった。


幸村 (PHP文芸文庫)

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