ブルーマーダー

作者:誉田哲也光文社文庫
文庫本裏書
池袋の繁華街。
雑居ビルの空き室で、全身二十ヵ所近くを骨折した暴力団組長の死体が見つかった。
さらに半グレ集団のOBと不良中国人が同じ手口で殺害される。
池袋署の刑事・姫川玲子は、裏社会を恐怖で支配する怪物の存在に気づく――。
圧倒的な戦闘力で夜の街を震撼させる連続殺人鬼の正体とその目的とは? 
超弩級のスリルと興奮! 大ヒットシリーズ第六弾。


犯人と行動を共にしている男、かつてスパイだった男の行方を追う刑事。
それから現在の事件の進行と、3つの視点から語られる。
殺人鬼の手口は異様で、実際に襲われている描写はかなり残虐。
だが、全身の骨を砕かれ、カバンの中に死体を納めるのはギャグの一歩寸前だが。
中盤に犯人が判明するが、それでも結末までスリル満点。
面白かった。


ブルーマーダー (光文社文庫)

ブルーマーダー (光文社文庫)