標的

作者:福田和代|幻冬舎文庫
文庫本裏書
資格を剥奪され路頭に迷っていた元プロボクサーの最上は、ある企業に拾われる。
そこは、警察には頼れない、訳ありの政治家、実業家などを顧客に抱えるVIP専門の警備会社だった。
なぜ、彼らは命を狙われているのか、警察に打ち明けられない秘密とは何なのか。
最上はひとり、警護対象の身辺を調べ始めるが…。
爽快感溢れる長編ミステリー。


20XX年の日本。
格差社会はさらに広がり、貧富の差は拡大していた。
最上は裕福な層を守るボディガードをしているが、格差には疑問を抱いていた。
さらに富裕層を脅迫する組織と対峙することになり、何度も危機にさらされる。

近未来を描いたサスペンスで内容はまあまあ。


標的 (幻冬舎文庫)

標的 (幻冬舎文庫)