靖国神社

東京に出てきて、靖国神社のすぐ近くに住んだ。
ネガティブなイメージは元からなかったので、時々参拝した。
戦争で死んだ日本の軍人を祀っている。戦死した日本人を祀って何が悪いのか。
たぶん、東京裁判で戦犯に指定された軍人も祀られているからだ。
それさえクリアすれば、兵士の戦没者の神社なので文句を言われる筋合いはない。
戦争犯罪者として処刑された高級軍人も一緒にされているから問題なのだ。
切り離せれば簡単なのだが、政治的なしがらみもあるのだろう。
でも、為政者がこそこそ行くくらいなら、現在の正当性をアピールすべきだ。
東条英機とか、武藤章松井石根などの戦犯として処刑された人たちも一緒に祀られている理由を話すべきだ。
自分は戦争犯罪として処刑された軍人と、戦死した名もない兵士が一緒に祀られていることが問題だと思う。
死んでしまえば、みな仏様というのはわからないでもないが、中途半端なんだな。


行けばわかるが、戦争を賛美する場所ではなく、静かな神社だ。
遊就館は、戦死者の小さな写真が細かく並べられているスペースがある。
この写真を見ていると、手を合わせたくなる。


ただ、あまり詳しい描写は避けるけど、ある時期になると昔軍人だったなという老人がコスプレもどきで参拝する。
本物かどうかわからないけど、勲章もぶら下げている。何か威張っているように見えて、むかついた。
今は靖国神社からちょっと離れたところに住んでいるけど。


有事があった時に、拒否をしたら死刑とか、懲役300年とかいっている石破。
戦争がはじまったら、アンパンマン号に乗って真っ先に特攻してもらいたい。